ご無沙汰しております。
忙殺されております…
何年か前からずっと頭にあったデザインをこのコロナを機に形にしてみました。
何故こんな時間を要したかといいますと、そりゃあめちゃくちゃ手間がかかるの分かりきってたからなんです。
ビンテージのvansonをサンプリングにして、ieribらしい解釈で再構築。
オリジナルには敬意を評しつつ、オリジナルを超える新しいものを。
温故知新
古き良きは今も良き。
でもただの復刻は面白くないんで、誰でも出来るし。
それで出来上がったのがこのCOVID JKT
オランダのトランスペアレントレザーを用いてスカル部分を表現し、黒の部分は薄さ0.6㍉の薄さの牛革をシュリンクさせシボを強めた素材感、そして牛革の裏にはDCF素材を圧着して、強度を持しております。
ではDCFとは何かとなると、「ダイニーマ繊維をUV樹脂でフィルム状にラミネートした生地」のことだ。
正式名称も「ダイニーマ・コンポジット・ファブリック」とダイニーマの素材が使われていることを表しています。
ダイニーマは、非常に強度が高く丈夫な特徴があり、重量ベースで比較すると鉄の8~10倍、スーパー繊維といわれるケプラーの1.4倍以上の強度を持ちます。
要は裂けに強く、軽い。
尚且つは防水性も高い。
また一般的な織物とは違い、表面をUV加工してある不織布なので、生地に隙間ができず水を通さない構造。
しかし、毎度毎度着る人を選ぶデザインが多いとは自覚もしていますが、、
裁断もめちゃくちゃカーブ多くて大変だし、裁断パーツも骨の部分だけとかで、最初ヒモみたいだし、パターンの形変えずに全部繋げるの大変だし。
でも一発でイメージ通りの上がりなったのでそこは満足。
骨の部分を黒の透明とかでも作れるので、そうなるとまだ着やすいかな。
透明の赤とか、猛者には黄色も出来ます。
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